Morgana ←正しくはなんと読む!
今年40周年を迎えるMorgana。
40周年を迎えた今年、モルは法人化した。
この部分についてはいつかネタとして書きたいと思うが、法人化に当たって大きな問題があった。
正しき法人名称はどうするのか問題。
まず会議室参加メンバーだがTOPである山口オーナーを除く現場の強面2人とデカくて人相の悪い強面1名とキュートな私の4人。
※ちなみにこのWebはキュートな私が内容は勝手に書いて良いという会議室会議で決定したので私以外の人物が強面だという部分は私の個人的な思いである。
これについてのクレームは受付ない。
Morganaと英語表記にするのか、それともカナでモルガーナと表記するのか問題でスタート。
これは当初スムーズに英語表記に決定した。
もちろんオーナーも承認。
ここで問題が起こる、最初のハードルは士業の方。
「Morganaはモルガーナって読めませんよ、モルガーナと発音するならばカナ表記社名が良いのでは?」
しかしそうなると英語表記はMorugarnaになるんじゃないのか?とか。
Morganはモルガンって呼ぶし、いや正しく発音するならばモーガンだとか揉めにモメるが、表記は英語表記に決定し、英語の読みであるモルガナが公式な社名になる。
だが事実はなんなのか?そしてこれは歴史を遡って40周年を期に調べようと考え、歴史を知るレジェンドを巡る。
辿り着いたのは3代目店長のコバさん。
あの有名な日本ロック史YOSHIKI伝説のハイハット炎上時の現場の大将。
※初代オーナーのお婆様はご存命の確認は取れなかった。
ここでわかったのは元々はモルガーナのカタカナ表記があった。
当時店舗は今の半分でステージ側がライブハウス、ドリンクカウンター側はスナックモルガーナであった。
実は近年まで1階には「ライブ&スナック モルガーナ」って看板もあった。
当時の「ぴあ」とかも全部カタカナでモルガーナ表記。
コピー機が世に出てきてバンドがフライヤーを作り出した時にバンドがフライヤー表記用に英語表記を求め出し英語表記はアンオフィシャルでスタートしたということもわかった。
実はMorgana表記は店名を名付けた人物と関係なくつけられていた。
なんて昭和なロック的な事実。
そしてコバさん情報でわかったのは、なんとMorganaは英語ではないという事実。
「ドイツ語だったかギリシャ語だったか、ほれYouTuberのラファエルっているだろ、あれも天使の階級名でさ、確かラファエルの下がモルガーナ」
ガーン、社名英語表記なんですけどー。
名付けはカタカナ、横文字化の際は英語ではない言語使用。
それを公式に英語化しちゃったという顛末。
これもまだ日本社会が横文字に弱かった時代の店舗だったし語り部のいなかった悲しき事実。
ということでMorganaはモルガナでありモルガーナ、英語読みであろうがドイツ語発音だろうがギリシャ語でも好きに呼べ〜
どうせみんなモルって呼んでんだからと話がまとまった。
しかしその後、さらにそれ以前に作られたマッチにはモルガナと書かれているという情報が出て来たし、看板を作成したのは関係者ではなく、初代オーナーの兄弟と関連企業の無償サプライズ提供だったという情報も。
結局のところ正しい真実には辿り着くことは出来なかった。